※専門家ではないため、内容に誤りがあったらすみません。
アンティーク寄りのカップが好きで、気に入ったデザインのものを少しずつ集めています。 デザインに惹かれて気づいたらコウルドン窯のものが増えていました。
せっかくなので、今回あらためて所蔵しているカップを整理しつつ、 どんな会社が作っていたのかも気になり、少し調べてまとめてみることにしました。
いこいのCauldonのカップ達
コウルドン(Cauldon)の成り立ち
コウルドン(Cauldon)という名前のルーツは、
ストーク・オン・トレントにあった Cauldon Place(コウルドン・プレイス) と呼ばれる工場・土地名にあります。
この Cauldon Place では、19世紀初めに Ridgway(リッジウェイ)家が陶磁器製造に関わっていた記録が残っており、
当時のパターン帳にも、ここで作られたと考えられる製品が確認されています。
そのため、コウルドンとリッジウェイは同一のブランドではありませんが、
「Cauldon Place」という場所を通じて、歴史的につながりがあると考えられます。
その後、19世紀後半になると、この地を拠点に
Brown-Westhead, Moore & Co.(ブラウン・ウェストヘッド&ムーア社) が高品質な磁器や陶器を製造するようになり、
この会社の流れが、後のコウルドン・ブランドへと受け継がれていきます。
1905年には社名を Cauldon Ltd. と改め、
さらに 1920年には Cauldon Potteries Ltd. として組織が再編されました。
この時期に、「Cauldon」という名前がブランドとして明確に定着していったと考えられます。
その後の経営や吸収の流れはやや複雑ですが、
コウルドンは 20世紀半ば頃まで英国陶磁器業界の中で存在感を持ち続け、
現在ではアンティークとして、多くの人に親しまれています。
ストーク・オン・トレント
コウルドン(Cauldon)が拠点としていたのは、イングランド中部、スタッフォードシャー州にある ストーク・オン・トレント という町です。イギリス陶磁器の中心地として、とても有名な場所です。
「ポッタリーズ」と呼ばれた町
ストーク・オン・トレント周辺は、18世紀以降、数多くの陶磁器工場が集まった地域で、
まとめて 「ザ・ポッタリーズ(The Potteries)」 と呼ばれていました。
- ウェッジウッド
- スポード
- ミントン
- ロイヤルドルトン
といった有名窯も、すべてこのエリアに集まっています。
コウルドンも、そうした陶磁器産業の中心にあった窯のひとつだったそうです。
参考にしたサイト
- Ridgway Pattern Book
https://ridgwaypatternbook.org.uk/cauldon.html - Ridgway Pattern Book – Factories
https://ridgwaypatternbook.org.uk/factories.html
※専門家ではないため、解釈に誤りがある可能性があります。
お気づきの点があればご容赦ください。

